式場を探し始めるときに何を基準に探し始めれば良いか困りませんか?
ネットや雑誌で探してみるものの、写真ではどれもよく見えて何を基準に見学予約を決めれば良いのか、迷う方も多いかと思います。
当時、私も迷いましたが、1件目の見学で書いたアンケート用紙をきっかけに、少しずつイメージが湧いてきました。
ここからは「結婚式のテーマ・コンセプトの作り方」について紹介したいと思います。
理想やこだわり、やりたくないことを書き出してみる
全てを埋める必要はないですし、式場見学をしながらイメージを固めていくのも良いと思います。ただなんとなくでも意識しておくと、判断しやすくなるのでおすすめです。
やりたいこと/やりたくないこと
- 絶対やりたいこと(こだわりたいこと)
- できればやりたいこと
- 絶対やりたくないこと
- できればやりたくないこと
- どちらでも良いこと
雰囲気/作り上げたい空間について
- どんな雰囲気にしたいか形容詞(キーワード)を書き出してみる
- 共通の趣味
- モチーフにしたいもの(あれば)
- テーマカラー、好きな色(あれば)
誰を招待するのか
- 親族の範囲
- 会社関係者も招待するのか
- 友人をどらくらい招待するのか
それぞれ書き出してみた後、共通部分や譲れないところを先に話し合って決めておくと、探す会場や選ぶプランや演出にズレが起きにくくなると思います。
ちなみに私たちの結婚式では、絶対にやりたいこと(こだわりたいこと)として「料理の美味しさ」と「夫婦で参加していたバンドの演奏」をあげました。逆にやりたくないこととしては「花嫁からの手紙」「ブーケトス」を選びました。そして色々なキーワードを出してみた結果、「クラシカル」「温かみのある」「落ち着いた」の3つのキーワードが出てきました。
この段階ではまだふわっとしていて抽象的ですが、雰囲気を2人で共通認識として持っておくことが重要だと思います。
私たちは準備をしていく中で、最終的に「いつもお世話になっているゲストと過ごす時間を大切にする」という軸にたどり着きました。こちらは恐らく「温かみのある」「落ち着いた」のキーワードにも通じるところがあるかもしれません。
結婚式のテーマが決まると選択の基準が明確になる
結局私たちは、2人で考えたテーマのうち「料理が美味しい」と「クラシカル」というキーワードから「歴史的建造物 結婚式」というキーワードでヒットした洋館のレストランにいくつか見学をして希望通りの会場を見つけることができました。
また「バンド演奏をしたい」という意見もあったので、楽器演奏が可能かどうか、楽器の持ち込みができるかなども検討項目に入れて探しました。幸いにも会場内で披露宴スペースと演奏スペースを上手く仕切ることができる環境だったので、その点でも希望するどおりの会場予約ができました。
やりたくないことはやらなくて良い
個人的には結婚式はやりたくないことはやらなくて良いと考えています。自身の結婚式でやりたくないこととしてあげた「両親への手紙」と「ブーケトス」は結局、両方ともやりませんでした。特に花嫁の手紙は結婚式の感動場面のひとつかもしれないのですが、両親に相談したところ、親も同意見でした。私の後に式を挙げた友人も「やらなくて良いんだぁと参考にさせてもらった」とカットしていました。結婚式は両家との新しい付き合いが始まる場なので、配慮は必要だと思いますが、自由な発想で決めても良いのではないかとも思います。
まとめ
式場探しを始める前に、テーマ・コンセプトについて一度考えてみると、イメージのずれが起きにくく、理想の式場探しに近づきやすいです。
絶対やりたいことを明確にしておくことで、式場見学で「当日契約キャンペーン」のようなものを提示された場合でも、必要に応じた交渉や判断がしやすくなります。
興味を持った方がいらっしゃれば是非ためしてみてくださいね。
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